大学受験は、1992年をピークに受験生が減少しています。
18歳人口の減少とともに志願者が減少し、薬学部も定員割れが問題になっています。
志願者減少の要因はいくつかありますが、費用対効果と高い学費が影響を与えているようです。
高校の先生から「高2までは薬学部を希望してたいたが、学費負担が大きく進学を諦めた」という生徒が多いというお話しをいただくことがあります。「学力が伸び悩んで進路変更している子がほとんどです」というご意見もあり、早期から計画的な準備が必要でしょう。
また「薬学6年間を過ごし卒業したとしてもドラッグストアなどでの仕事をするということで、6年間かけた割には魅力ある仕事のように感じなくなっている」、「奨学金を借りてまで行くところではないと感じていると思います。そのためか、医学部志望者がだいぶ増えてきています」と薬学部進学常連校だった高校に変化が生じています。
薬学部の入試環境/志願者減少
