創薬研究などを目指す

 iPS細胞は京都大学発の研究成果です。iPS細胞の技術を使って多くの患者さんを救うことが可能と注目されています。大学発の研究の代表的な存在です。
 iPS細胞を使った研究は、創薬研究にも大きく貢献すると考えられています。病気のメカニズムが解明できれば副作用のない新薬開発が可能になると期待されています。
 mRNAとiPS細胞の出会いが、新型コロナウイルスのワクチン開発に貢献したといいます。創薬研究にも大きな影響力をもっています。
 大学の研究室には、iPS細胞のように可能性がある知的財産が眠っています。
 国公立大学の薬学部修士課程を修了する人の中には、大学院博士課程に進学してアカデミアを目指す人もいます。学部時代から専念してきた研究を追求して結果を得たいという人です。
 大学から未知の領域に挑戦します。
○低分子化合物からバイオ医薬品
 バイオ医薬品が多数上市され、低分子化合物は古典的なイメージがあります。製薬業界を目指すのであれば生命科学や理学などの学部も視野に入れるといいでしょう。
 しかし低分子化合物は安定的でエコ。バイオ医薬品と同等の効果を得る研究も盛んです。

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