薬学実務事前実習

 実務実習に先駆けて学内で行う実務実習事前学習(事前実習)を行います。
 実務実習は教育の一環ですが、病院の現場で薬を扱ったり患者さんと向き合います。また保険薬局(調剤薬局)や患者への服薬指導などを行います。
 OSCE対策は、薬学部により実習法は様々。錠剤・散剤・水剤などの調剤を行います。調剤現場を模した実習施設を設備する薬学部、学生実習の設備をそのまま活用するケースなどがあります。
 総合力を養成する実習では、グループごとにテーマを与え副作用実習を行う薬学部があります。
 ここで学んだ知識を薬学共用試験で評価します。薬学教養試験に合格できなければ、5年次の実務実習が受けられず留年することになります。珍しいことですが、OSCEの成績が原因で不合格になることもあるようです。

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