国立大学の標準学費は、入学金282,000円。授業料535,800円ですが、学費の上限は入学金338,400円、授業料642,960円(合計981,360円)としています。
東京大学の令和7年度以降の学部入学者は、入学金282,000円、授業料(年額)642,960円になりました。107,160円の値上げですから少ない金額ではなく、合計924,960円と上限に近い学費です。
国立大学の教授は、「国立大学の教授は企業の寄付や研究費を得ることができますが、地方の大学は大変な状況ですよ。成果が常に求められますから、基礎研究など時間を要する研究は予算が回らず困難になっています」といいます。
研究活動で得られる科研費は、研究内容の評価が高い研究室は毎年のように得られているようです。
国立大学も学費を値上げしなければやっていけない状況にあり、今後も学費値上げの決断をする国立大学が出てくることが考えられます。また地方の国立大学の研究活動もチェックしておきたいですね。
国立大学の学費
