大学入試の早期化

 私立大学を中心に総合型選抜や学校推薦型選抜などの「年内入試」の採用を進める大学が増えています。
 「早めに進路を決定したい」という受験生と「優秀な学生を確保したい」「定員割れを防ぎたい」という大学の思惑が一致。
 入試の早期化が進み文科省が後追いで認めた形です。
 文部科学省が公表したデータでは、推薦・総合型選抜を利用し50.3%と過半数になったといいます。内訳では、学校推薦型選抜が31.0%、総合型選抜が19.3%の利用です。
 国公立大学は一般選抜の比率が高いのですが、私立大学では一般選抜の志願者が減少しています。入試科目の選抜試験で実力が評価され、クラブ活動やボランティア活動などの評価は低い傾向があるといいます。
 併願作戦にも影響する要素です。

タイトルとURLをコピーしました