患者さんのための専門薬剤師・認定薬剤師/薬局版

 仕事が「対人業務」の比重が高くなり、病院薬剤部との薬薬連携や地域包括ケアで関わる医療人や介護職との多職種連携が必要になりました。
 特に地域の中核病院・基幹病院との情報交換では、さまざまな疾患の知識、専門知識が求められます。がんに関する治療では、高いレベルのスキルが求められるといいます。チーム医療の各職が求める情報をリアルタイムに提供する必要があります。
 医療人としての実力の証明に認定薬剤師の資格取得があります。
 地域薬学ケア専門薬剤師(がん)や外来がん治療専門薬剤師の資格が、身につけた専門性の証明になります。認定要件には少し高いハードルがありますが、挑戦する価値があります。
 さらに2024診療改定における予算要求で、専門医療機関連携薬局の傷病区分に「緩和ケア」や「小児医療」などに関わる調査費用が計上されたといいます。活躍の舞台が広がりそうです。 

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