変化する就職環境/創薬研究・6年制編

　創薬研究は、探索・合成・薬理・製剤など様々な分野で構成され、薬理や製剤は薬学の守備範囲と考えられてきました。薬理や代謝は薬学の知識が役立つ領域でしょう。
　ところが製薬会社の製剤研究のスタッフを取材したとき、その方の出身が理学部だったのです。別の取材でも理学部出身で製剤の研究をしておられ、理学部出身者が製薬企業で活躍する姿に接することができました。
　製剤は薬学部の専門領域というイメージがありますが、現実は少し違うようです。