化粧品は、製造販売者や製造業に責任者を置くことを求めます。化粧品は人の肌に化学物質を施します。安全性を求めるため、薬剤師や薬学を学んだ者、化学の専門課程を修了した者を責任者に置かなければなりません。
製品の成分・配合などをチェックする品質管理、厚生労働省に対する薬事申請などを行います。化粧品は、全成分表示が義務付けられており成分の確認、期待できる効能・効果の表現が適切かなど広告表現のチェックも行ないます。
研究開発業務を担当する場合、新たな有効成分・素材の研究や臨床試験、試作品の製造などを行います。同様に試作品などの製造を外部機関に依頼することも多く、それらの会社で活動する薬剤師もいます。
またシャンプーやリンスといったトイレタリー部門で研究・開発を担当する薬剤師もいます。
化粧品の品質管理や薬事申請
