変化する就職環境/創薬研究職編

 協和キリンは協和発酵工業とキリンファーマの合併により生まれた製薬会社です。
 バイオ研究が進んだ2社の合併です。合併当時、この2社と中外製薬がバイオ研究で先行していました。
 ところが今やバイオ研究の国内トップを走っている会社といえば中外製薬と評されています。
 協和キリンは、「製薬企業を取り巻く環境の厳しさが増して、日本においても人口減少と超高齢化社会が進行し、これに伴って医療全体のサステナビリティに関する大きな課題が浮上している」としています。研究力強化のため希望退職者を募る特別希望退職制度を導入します。
 A社は、かつてバイオ研究に力を入れていましたが結果を得られませんでした。研究拠点が米国内に移り、国内に残った研究者が新たな提案をしても「それは私たちがするから指示に従うように」と米研究所優位になっているといいます。
 そして生命科学領域が創薬に大きく関わる時代になりました。

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