キャリア支援は、大学により様々です。
一般的に国立大学は、全学対象の就職支援部門を持つ大学がありますが、学部単位では就職担当教授を置く程度でしょう。教授の皆さんは多くの仕事をもっているため詳細なキャリア支援を受けるのは難しいようです。
私立大学でも総合大学では、全学対象のキャリア支援になる大学が多いようです。
私立大学は、大学事務スタッフがキャリア部門の担当になるのが最も多いでしょう。
薬科大学や薬学部の中には、実践的なキャリア支援をする大学があります。薬局、製薬企業等の業務経験者、人事採用経験者をスタッフに採用する大学です。業界の情報などの提供、面接やエントリーシートの指導など実践的な指導が行われるようです。ただし、採用経験者を採用する大学は減少傾向です。
キャリア支援のイベントとしては、企業や病院の採用担当者を招いて実施する「合同就職相談会」が代表です。このイベントは、国公私立の各大学が実施します。各企業の日頃の採用担当者は少数です。イベント時期には他の人事スタッフが協力して説明にあたります。しかしイベントの時期は、多くの大学が「合同就職相談会」を実施するため全ての要請に応えることが難しく、企業は出席する大学を選びます。各大学の「合同会社説明会・参加企業一覧」は参考になるでしょう。
キャリア支援に力を注ぐ薬学部
